2022年。あけましておめでとうございます。
今年が皆様にとって最高の年となりますように。
さて、2021年は自身にとって地固めの年だったように思います。本年は、昨年得た知恵を用いて、皆様へ素敵な作品そして時間をお届けしてゆきたいと願っております。
本年も宜しくお願いいたします。
今回の森ノートでは、2021年をざっと振り返って参りたいと思います。
◎Writone「銀河鉄道の夜」
銀河鉄道の夜を週1で朗読して参りましたが、無事に完走。唐突に始めたにもかかわらず、総計4000回再生と、沢山の方にご視聴いただくことができました。
この作品を選んだ理由としては、"何者でもなかった自分を次の場所へ連れて行ってくれた作品だったから"です。そして、コロナでいつ死ぬか分からない今だからこそ、"生きているうちに自分を助けて下さった賢治さんへご恩返しをしたい"そんな想いから選び、始めたのでした。
この期間、多くの助力をいただきながら、また試行錯誤ではありましたが、マイクの扱い方、音声の録音・編集の方法を習得し、現在は自宅で防音室的な環境を整えるに至り、現在は森ノ音の朗読作品の創作、そして仕事にも繋がって参りました。
またも次の場所へ連れて行ってくれた作品となりました。まだ死んではいない自分。賢治さんには更なるご恩返しをしてゆきたいと切に思います。そして、それは森ノ音- ZYPRESSEN -へと繋がってゆきます…!
余談ですが、途中「星めぐりの歌」の楽曲提供もいただきまして、こちらは後日YouTubeにて動画で共有させていただきたいと思っています。
以下は抜粋です。
【プロローグ】
【カムパネルラとの再開】
【青年とタイタニック】
【エピローグ】
↓全編はこちらから聴くことができます。
◎森ノ音- ZYPRESSEN -
ひょんなことから作品を生み出す必要性に駆られ、そのまま無視しても良かったのですが、どこからともなく「距離を置いたとはいえ、いままで芝居をしてきて、本当に何もやりたいことはないのか?いままでの人生は一体なんだったんだ?」そんな言葉がふとよぎり、「いや、あるな…!」と思いたち、「死後、賢治さんへお届けし、そして墓場まで持っていける作品を作りたい」そんな想いから少人数でイチから製作を始めたのでした。
ありがたいことに再生回数は3000回に迫る勢いで、多くの方から気持ちが救われたとのお言葉をいただくことができました。世間的には大した出来事ではないのかもしれません。しかし、あの時踏みとどまって行動していなければこの現実は生まれなかった。生み出すことを選択して本当に良かったと思っています。
【森ノ音 - ZYPRESSEN - 予告編】
【森ノ音 - ZYPRESSEN - 完全版】
◎READERS CHANNEL
銀河鉄道の夜以外にも朗読をしてゆきたいと思っていた矢先、役者仲間に誘われて参加させていただきましたYouTubeチャンネルです。
VTuber「紡葉よみ」さんとのコラボもさせていただき、貴重な機会をいただきました。つい先日知った余談ですが、そのコラボ作品「夢十夜」のBGMを作曲したのは、森ノ音 - ZYPRESSEN -で悲愴を弾いてくれたTTさんでした!そんな彼は、このチャンネルで参加した映画祭「The 48 Hour Film Project」の提出作品への楽曲制作もしています!今後の活躍に期待です!
【永訣の朝 宮沢賢治】
【rise youe hands】
◎- 森ノ音 -|~Read Aloud~
- ZYPRESSEN -の有り難い評判を受け、第2弾を作る話が持ち上がったものの、トラブルが多々重なり延期に延期を重ね、「もう更新はないのか?」とのお言葉を受け始め、このままではまずい…と思い立い急遽制作したのがこちらの朗読動画でした。地味に動画編集においてMotionを使ったアニメーションを作って導入してみたり、Youtubeの最後の画面も作ってみたりと、動画編集の勉強も行いながらの制作でした。また、ただ朗読動画を作ってもな…という思いもあり、地味に興味を持っていたソルフェジオ周波数仕様に調律されたピアノで演奏された癒し音源を使ってみることにしたのでした。有り難いことに思いのほか好評で、折角なのでよだかの星だけでなく、他の作品も制作していくことにしました。また、次回は「やまなし」を予定しています。なるべく早めに…と思っています!
【よだかの星】
◎Writone「オツベルと象」
とある時期から有り難いことに声の仕事が頻繁に入り始め、表現力を強化したい…との想いから、以前から挑戦してみたかったこちらの作品を選び、読んでみることにいたしました。こちらは、総集編として- 森ノ音 -|~Read Aloud~で動画を作り、アップしています。
【プロローグ】
【エピローグ】
【オツベルと象】
◎劇団820製作所 『吸血鬼との共存』
お芝居から随分と離れてしまっていた自分でしたが、ありがたい機会をいただきました。配信がメインだったものの、多くのお客様にご来場、そしてご視聴いただくことができました。
劇団820製作所「吸血鬼との共存」
— 820製作所 (@820_haniwa) November 26, 2021
配信日数も残りあとわずかとなりました。既にご視聴下さいました皆様。本当にありがとうございます。
さて、本作のショートPR動画を制作いたしました。是非、ご視聴頂けますと幸いです。#演劇 #配信 #劇団820製作所 pic.twitter.com/Yvdbrl7FEq
◎お仕事
個人から企業様。映画や学校等。有り難くも昨年は幅広く担当させていただくことができました。今年も既にお仕事をいただいております。貴重で素敵な一件一件。さらにご満足いただける様に、日々精進して参ります。また、共有できそうな作品は、随時アップして参ります。
◎森ノ音 -ZYPRESSEN- ⅱ "To be continued"
なんとか年内には…!と、ようやくお披露目できた第二弾!前回から撮影手法、衣装をグレードアップ。また、なんと三作目辺りから導入しようと考えていたCGを担当してくださる方が加入!一気に作品作りを強化することが叶いました!
実は、個人的に前作と印象が変わってしまったと考え、一旦ボツにする予定だったのですが、一部で公開された写真を見た方から「良い構図なのにもったいない」というご意見をいただき、改めて再考・再編集し、この形に落ち着けることができたのでした。
今回は予告編。完全版は、若葉生い茂る頃合いに撮影し、お届けしたいと考えています。
また、今回はピアノ動画の撮影にも挑戦しました。これを機に、先に挙げた「星めぐりの歌」などの音楽作品もお届けして参りたいなと考えております。
【森ノ音 - ZYPRESSEN - ⅱ 予告編】
【「別れの曲」フレデリック・ショパン】
◎最後に…
- 森ノ音 -は、今年からこのWebページも完成しました。
今後は、動画や朗読だけでなく、以前からBASE等で販売させていただいているレザーアクセサリーとの融合など、来年以降さらに活動を広げていきます!
ホームランではなく、ただひたすらに小さく地味な一歩の積み重ねですが、来年は、今年作り上げた基盤を用いて、今自分にできる精一杯をお一人お一人にお届けし、凝り固まった気持ちがフっと軽くなる様な、そんな時間を提供できるように精進して参りたいと思います。
2022年も、何卒宜しくお願いいたします。