最近いかがお過ごしでしょうか。
いきなりですが、最近「韮崎」が個人的に熱い！><
電車で通過することが多かった駅なのですが、実はこの韮崎駅。宮沢賢治さんの親友 保阪嘉内 さんの出身地なのです。
保阪さんについては、この「やまなし」の考察記事で記入しています。よろしければ！
さて、韮崎には「銀河展望公園」という場所があります。昭和50年代、公園近くのペンションに宿泊した女子大生が、ここから見える夜景を走る鉄道をみて、銀河鉄道の夜のようだ…と語ったことからこの名がついたとのこと。現在は、当時と比べて建物も増えて明るくなり、かつての景色とは大きく変わってしまったようですが、現在もとっても景観・見晴らしがよく、資料も豊富。さらに運動器具もあるようです！
また、保阪さんのお墓もあり、賢治さんと保阪さんとその奥様の詩が刻まれています。かつて、中央線は、東京から山梨へ行く為のターミナル駅だったそうで、賢治さんの詩だけご紹介しますと、「甲斐にゆく、萬世橋のスタチオン ふっと哀れに、思ひけるかも」とあるそうです。胸が苦しくなりますね。
最後に、実は風の又三郎の聖地でもあります。今から270年前から終戦頃まで、八ヶ岳からの暴風雨除けを祈願する三社巡りという神事が行われていたそうで、その一つの神社が「風の三郎社」といい、ほかの幾つかの地でもこの神事はあるようですが、そのエピソードを賢治さんに話したことが創作につながったと言われているようです。また、保阪さんはこの地の鳳凰三山から甲斐駒ケ岳に向って飛んでいくハレー彗星のスケッチをしており、そこに「銀漢ヲ行ク彗星ハ夜行列車ノ様ニニテ遙カ虚空ニ消エニケリ」の文章が添えられているそうで、「銀河鉄道の夜」の着想に繋がったと言われています。親友だった二人は、やがて宗教間の違いから離れてゆきますが、これが銀河鉄道の夜のジョバカンパのラストの別れにつながると思うと心がぐっとなりますね。。
他にも沢山エピソードがありますが、もしかしたら、この山梨の韮崎は、岩手県花巻市の第二の場所のようになっていたかもしれませんね。
いつの日か、通りすがるだけでなくこの地を巡ってみたいと思います！
…さて、ここからは声のご依頼のお話。
企業様、個人様、様々なご依頼を順次有難くいただいておりますが、意外と多いのが学校関係の方からのご依頼。授業や行事で使うものだそうです。自身が学生の頃は、たけしの万物創世記（このOP曲大好き）等のテレビ番組を用いた授業が多かったと記憶しておりますが、今は先生方がご自身で作られているようで、それがまた本当にユニークでセンス抜群のものが多く、先生方の生徒さんへの愛、興味を持ってもらうための工夫がなされていて、こんなにも温かい先生方に囲まれて過ごす学校生活…想像するだけで嬉しくなってしまいます。
私も、クライアント様のイメージ具現のお手伝いができるよう、日々鍛錬を積まなければと身が引き締まる思いです…！
あ！- 森ノ音 - の朗読も、そろそろ追加したいと思っているところですよ！
ではまた！
👇お仕事のご依頼・お問い合わせ・メッセージは、お気軽にお寄せ下さい。👇
- 森ノ音 -は、"人の琴線に触れるヒーリング作品の創作"をコンセプトに活動しています。
www.youtube.com ✳︎活動の励みになりますので、宜しければチャンネル登録お願いいたします✳︎
✳︎
