ようこそお越しくださいました。
- 森ノ音 -です。
今回は、朗読とーく!ということで、
先日読ませていただきました
夏目漱石 著
「夢十夜」
について、語っていきたいと思います!
第一夜
第三夜
朗読トークは、私が僭越ながら朗読させていただきました作品について、読む上で懐に秘めていたことや感想などをざっくばらんに話していくカテゴリとなっております。
さて皆様、「夢十夜」聴いていただけましたでしょうか?
夏目漱石は、学生の頃に「こころ」や「坊ちゃん」、「吾輩は猫である」をチラっと読んだ記憶があり、中でも特にグッときたのは「こころ」でしたが、今回の「夢十夜」の「第一夜」も、短い物語ではあるものの、見事に心を鷲掴みされた作品でした。今は素直に出会うことができてよかったなと感じています。
「ああ、夢ってそうだよな…」
読者、そして語り手である男にとって、読み始めの最初は女や星の欠片が出てくる世界に対して「一体何の話?」となるけれど、実際に夢を見ている当事者の男にとっては、星の欠片は女の言った通り実在するし、女に対しても100年待つほどの確固たる愛がある。
読み進むにつれて、いつしか読者は、そして語り手は「一体何の話?」と感じていたはずのこの不思議な夢の世界に綺麗に引き込まれていく…。夏目漱石の凄さを改めて感じる一作でした。
ちなみに、女のエピソードは、夏目漱石の人生を深掘りしていくとまた胸が苦しくなってくるのですが、それは是非詳しいサイトを調べてみて下さいませ✳︎
不思議な夢の体験が、美しい日本語の表現で語られていく。
日本語。これからも無くならないで欲しくないと願わずにはいられません。
なお、この内容は私の主観が混じっているということをご留意ください。
バーチャルYouTuber はにわん
今回の「夢十夜」は、素敵な声をお持ちのVtuber紡葉よみさんと臨ませていただきました。女の想いがしっとりした綺麗な声で語られ、物語の奥行きが本当に広がりました。ありがとうございました。
そんなVtuberですが、
実は自分もこっそり実現に向けて動いていたことがありました…!
その試作がこの動画。
「はにわん〜バーチャル詩のボクシング〜#01」です。
”ちなみに詩のボクシングとは、想いのままに詩を語り、生まれた感情の赴くままに身体表現をする”というもので、それをはにわ思いっきり動いてもらおうという企画でした。
まだVtuberがそこまで認知されていなかった頃…。某有名Vtuberが、真っ白な空間で何ができるのか探り、疲れるはずのない筋トレをしたりしていた頃のこと…。数本の動画を見て衝撃を受け、丁度とある団体のPR企画を考えていた私は、急ぎ環境を整えて臨んだのでした…!
(うん十万する高い機材には手が出なかったので、モーションキャプチャはなんとゲーム機のコントローラーで代用し(XBOX360のKINECTとWiiリモコンふたつ)モデリングは一旦お借りして臨むことにしました。ちなみにこの動画のモーションは自分です笑)
(当時はモデリングを作って下さる方も今ほどいませんでしたので、○映CG部に務める友人に無理を言ってお願いしてみたり、Blenderというソフトで自身でモデリングを一から勉強したりしておりました…。)
最終的なビジョンは、”様々な役者に似せたはにわのモデリングを作成し、個々の企画動画を撮った後、バーチャル空間で個性的なはにわが動くバーチャル演劇を作ること”でした。
しかし、仲間との会話の中で、”そもそも身バレしている我々がバーチャルでやる必要があるのか…?”という疑問が生まれ、一旦企画自体がストップ。さらに、はにわの表情が想像以上に豊かにではなかったり、次の現場が忙しかったりで結局お流れになってしまったのでした…。
ただ、今になって思うと、この動画のノウハウが実は森ノ音の動画作成に生きていたり、こんな形で日の目を見る機会を作れたり、結果的に挑戦して良かったのかもしれません。
また、今は当時と違ってモデリングを作成してくださる方が大勢いたり、VR市場も開拓されてきましたので、また近いうちに新しいカタチで再挑戦するタイミングはやってくるのかもしれません…?!
…と、こんな感じで今後も更新を続けて参りますので、気が向いた時にチラッと覗いていただけますと嬉しいです✳︎
それでは今回はこの辺で!また次の機会にお会いしましょう❇︎
- 森ノ音 -は、"人の琴線に触れるヒーリング作品の創作"をコンセプトに活動しています。
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