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2018.1.26-28【キビるフェス2018~福岡きびる舞台芸術祭~|劇団820製作所『東京の街が夢見る』福岡公演】

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FFAC創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.6
最優秀作品賞受賞記念公演

劇場

なみきスクエア 大練習室

出演 

洞口加奈、荒井るり子、亀尾建史、城戸啓佑、千葉恵佑、佐々木覚、加藤好昭、真宮立佳、金原並央、印田彩希子、大谷由梨佳、朝廣亮二

脚本・演出

波田野淳紘

スタッフ

舞台監督|櫻岡 史行
照明|みなみあかり(ACoRD)
音響|齋藤 瑠美子
楽曲提供|加納 由紀子
宣伝美術|yamasin(g)
宣伝写真・舞台写真|bozzo
制作|薄田 菜々子(beyond)
企画・製作|劇団820製作所

作品note

“――そこは、わたしたちの立つ場所に酷似している。東京の街だ。”

描かれるのは、あちこちでテロが頻発し、分断され、内戦が生じるという“荒唐無稽な”設定下の日本。

登場人物の一人は、漫画家を志す少女です。彼女を取り巻く教室の情景と、成長した彼らが戦後の極東裁判に臨む様子とが、交互に描かれます。
戦乱の荒廃のあとで、少女は中断された漫画を再び描くでしょう。物語を語るでしょう。物語とは、制度そのものです。そしてまた、世界と自分を結びつけるための、よすがとなるものでもあります。世界と関係を結び直すために、彼女は静かな声で語りはじめるでしょう。みずからの生を、意味あるものとして位置づけるために。まだ、壊されていない何かのために。

東京の街は、今日も夢を見ています。東京を首都とするこの国は、テロリストの集団から名指しで殺戮の対象とされました。わたしは東京の近郊に住んでいます。わたしの友達が、東京にいます。

公演について

FFAC創作コンペティション最優秀作品賞受賞者公演!

2017年3月に行われたFFAC創作コンペティションvol.6にて最優秀作品賞と観客賞をW受賞した波田野淳紘率いる劇団820製作所の才気ほとばしる最新作!

内戦が勃発した荒唐無稽な設定の東京から、わたしたちの「今」を映しだします。4回のリーディングを重ねて磨かれた物語が、ついにここ福岡で舞台化します。どうぞご期待ください。

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それは、奇妙な物語だった。
多摩川を境にして、東と西の二つに分断された日本に、主人公が迷い込む。
…まさかそんなことが、と笑っていられた。その時までは。

2017年3月、FFAC創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.6にて最優秀作品賞受賞。瑞々しく、ときに悲劇的に、残酷に、「本当はそこにあるおとぎ話」を描き出す劇団820製作所、オリジナル新作をひっさげて再び福岡に登場します。

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