- 森ノ音 -

【"人の琴線に触れるヒーリング作品の創作"を試みる】をテーマに掲げる- 森ノ音 -のサイトです。

2016.3.19-20【estonto 01 vision『森海ノ魚』】

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公演について

森か海か。
深い深い匂いが満ちる底。

かつてひとつだった魂は、ふたつの身体にわかれ、いま、故郷から旅立とうとしている。

其処から先へゆくためには、《ほんとうのさいわい》 というものが何たるかを思い出さなければならない。

総てがあり何一つ無いその場所で、
積み重なった記憶をなぞり《さいわい》を探す男と女。

描き出される原風景は、
死人の追憶か胎児の夢か。

重なった呼吸が別のリズムを刻む脈動に変わるまでの僅かな永久。

―これは、途方もなく有限な、魂の道草のものがたり。
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美術作品、生演奏、詩…

緻密に必然性を以て積み重なる総合芸術空間で、ふたりの男女が息をする。

其処の底に体現されるのは、或るひとつのイーハトーブ(魂の原風景)。

宮沢賢治を土として、何れ生まれいづるものの軌跡を描く。

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公演概要

◇劇場

 日暮里ARTCAFE百舌

◇出演

 石黒徳子、亀尾建史、飯島奏人/チェロ、杉江颯恵/ピアノ

◇脚本・演出

 野宮有姫

◇スタッフ

 構成・演出 野宮有姫(シックスペース)
 舞台監督 竹下恭平
 音響監督 かねこしょういち
 美術監督 イシグロノリコ
 照明 田中美佑
 大道具 鳥海葉菜
 振り付け 片山歩美(シックスペース)
 制作 石塚鈴菜(ねくすぽすと)
 撮影 金址芸
 画 羊石

 企画 estonto

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