Story
河が曲がりくねったあたりに村がある。この村には男がいない。強硬な軍事政権の時代、男たちは連れ去られてしまったのだ。女たちは待ち続ける、自分の父を、夫を、息子たちを。時は流れ、村に新しい隊長が赴任した。彼は、民主化を主張し、この村を再建しようとする。直後、岸辺に男の死体が流れ着く。拷問により誰だか判別できない死体。老婆ソフィアは、夫であると主張し、葬ろうとするが、副官がそれを認めない。副官は、軍事政権下の強行の露見を警戒し、死体を都合のよい人物にでっち上げ、埋葬する。ソフィアをはじめ、村の女たちは、かつて男たちの坐っていた椅子を燃やすという行為で抵抗する。その抗議行動は拡大していき、民主化の理想を掲げていた隊長も、ついに村人に銃口を向ける・・・。
公演概要
◇作
アリエル・ドーフマン
◇訳
水谷 八也
◇演出
森 新太郎(演劇集団・円)
◇公演にあたって
アリエル・ドーフマン作、水谷八也翻訳の『谷間の女たち』を上演。荒れた地に生きる女性たちの生き様を通して専制政治下における”抑圧”と”抵抗”の姿を鋭く描き、キャスト総勢22名による「集団のダイナミズム」を追求している。(演出 森 新太郎)
◇演出家プロフィール
◇キャスト
◇スタッフ
舞台監督:鈴木 沙織
舞台美術:岡本 優
照明:江花 明里
音響:中村 光彩
衣装:天神 綾子
演出助手:佐治 静
小道具:中前 夏来
宣伝美術:鷹栖 歩莉
制作:蒲生 みずき
◇チケット発売日
2010年3月14日(日)~
◇チケット料金
【ご予約】 一般 1300円 学生 1000円 高校生以下 800円
【当日】 一般 1500円 学生 1200円 高校生以下 1000円
【初日割】一般 1000円 学生 700円 高校生以下 500円
TEL/FAX 042-704-7013(TEL 平日18:00~21:00 FAX 24時間)
E-mail opap40_mori@yahoo.co.jp
◇公演日時
◇公演会場
PRUNUS HALL
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