- 森ノ音 -

【"人の琴線に触れるヒーリング作品の創作"を試みる】をテーマに掲げる- 森ノ音 -のサイトです。

2010.4.18-25【OPAP『谷間の女たち』】作 アリエル・ドーフマン

f:id:k_meadow:20191202225126j:plain f:id:k_meadow:20191202225133j:plain

Story

 河が曲がりくねったあたりに村がある。この村には男がいない。強硬な軍事政権の時代、男たちは連れ去られてしまったのだ。女たちは待ち続ける、自分の父を、夫を、息子たちを。時は流れ、村に新しい隊長が赴任した。彼は、民主化を主張し、この村を再建しようとする。直後、岸辺に男の死体が流れ着く。拷問により誰だか判別できない死体。老婆ソフィアは、夫であると主張し、葬ろうとするが、副官がそれを認めない。副官は、軍事政権下の強行の露見を警戒し、死体を都合のよい人物にでっち上げ、埋葬する。ソフィアをはじめ、村の女たちは、かつて男たちの坐っていた椅子を燃やすという行為で抵抗する。その抗議行動は拡大していき、民主化の理想を掲げていた隊長も、ついに村人に銃口を向ける・・・。

公演概要

◇作

 アリエル・ドーフマン

◇訳

 水谷 八也

◇演出

 森 新太郎(演劇集団・円)

◇公演にあたって

 アリエル・ドーフマン作、水谷八也翻訳の『谷間の女たち』を上演。荒れた地に生きる女性たちの生き様を通して専制政治下における”抑圧”と”抵抗”の姿を鋭く描き、キャスト総勢22名による「集団のダイナミズム」を追求している。(演出 森 新太郎)

◇演出家プロフィール

 東京都出身、演出家。演劇集団円、会員。06年「ロンサム・ウェスト」で円の本公演を初演出。08年「田中さんの青空」「孤独から一番遠い場所」の2作品で毎日芸術賞演劇部門第11回千田是也賞を受賞。09年「コネマラの骸骨」で文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。近年では、新国立劇場スペシャルイベント「最後の炎」やシアタートラム主催「世界が緑色だったとき(シェフのお話)」など、リーディング公演も多数手がける。また、自らが主宰するモナカ興業でも精力的に活動を行っている。

◇キャスト

 ソフィア/大森 美里
 アレハンドラ/志田 かおり
 ヤニナ/高橋 美公
 フィデリア/菊地 祥子
 アレクシス/重田 実咲
 アロンソ/姜 敏尚
 テレサ/村上 真理恵
 カテリナ/滝口 真央
 ロサ/渡辺 真美
 マリルス/鈴木 和沙
 アマンダ/横地 梢
 ルシア/工藤 唯
 ラモォナ/工藤 響子
 セシリア/松田 千尋
 フェリペ・カストリア/廣井 大地
 ベアトリス・カストリア/石井 智子
 カストリアの兄/渡部 大樹
 ガブリエル神父/野島 昭平
 隊長/吉原 真理
 副官/亀尾 建史
 エマヌエル/林 大樹
 軍医/藤森 良一

◇スタッフ

 舞台監督:鈴木 沙織
 舞台美術:岡本 優
 照明:江花 明里
 音響:中村 光彩
 衣装:天神 綾子
 演出助手:佐治 静
 小道具:中前 夏来
 宣伝美術:鷹栖 歩莉
 制作:蒲生 みずき

◇チケット発売日

 2010年3月14日(日)~

◇チケット料金

 【ご予約】 一般 1300円 学生 1000円 高校生以下 800円
 【当日】 一般 1500円 学生 1200円 高校生以下 1000円
 【初日割】一般 1000円 学生 700円 高校生以下 500円

◇チケット取り扱い
 PRUNUS HALL演劇事務室
 TEL/FAX 042-704-7013(TEL 平日18:00~21:00 FAX 24時間)
 E-mail opap40_mori@yahoo.co.jp

◇公演日時

 日程 2010年4月18日(日)~2010年4月25日(日) 全8ステージ

 ※ 日時指定・全席自由・整理番号付
 ※ 学生・高校生以下のお客様は当日受付にて要学生証提示
 ※ 芸術地域通貨ARTS使用可 ARTS(アーツ)とは、桜美林大学の観劇施設で施行されている地域通貨です。(1ARTS=1円)

◇公演会場

 PRUNUS HALL

❒お問い合わせ

👇お仕事のご依頼・お問い合わせ・メッセージは、お気軽にお寄せ下さい。👇